カナダで戦う日本人!

僕がカナダで成功するために日本人としてその特徴を生かし戦っている様子これからやっていく様子をドキュメント感覚でお伝えしていきます。

【大工としてカナダで働く日本人】 一緒に働く僕のチームの紹介 トレーニング

「いい人材を見つけたら意地でも死守しろ!!」

 

どこの世界でもそうかもしれないが、特に僕の所属するインダストリーでは大げさではなく最も重要な事だ。毎日、朝時間通りに来ることが今のバンクーバーでのスタンダードだと言ってもいいかもしれない。

 

なんて次元の低い所だと思ってみてもしょうがなく、それが現実だという事をしっかり受け入れてそれをもとに事を進めていくほかない。

 

 

僕の今のチームメイトたちも例外ではなく、前回紹介したニック以外は若さもあるが毎日「時間通りに仕事に来なさい」だとか「仕事中は携帯で遊ぶな」だとかこんな当たり前の事を毎日のように言わないといけない状態だ。

 

トレーニングをする立場から思う事

バンドマンのアダムは朝が弱い。自分も昔バンドをやっていたので解るが基本的に音楽は夜遅いのと、やっぱり音楽をやっている以上規則正しくはなかなか出来ないだろう。ちなみに彼はドラムをやっていて、一度ライブを見に行ったことがあるがお世辞にもうまいとは言えないのが率直な感想だ。そこが自分の昔と何となく照らし合わせれることがあり応援したくさせる。根拠のない自信が音楽ではやっていけないだろうなと心から思わせる。

 

それはさておき、バンドをやる事を出来るだけサポートしてあげる代わりに仕事はしっかりやるようにという事をたぶん彼は耳が痛いと思う程伝えている。自分の中ではバンドに見切りがついたころに大工として一人前になっているように育てたいと思っているからだ。もちろん彼が思い切ってそっちの世界に飛び込む覚悟が出来たならそれは受け入れてあげたいと思うが今の時点では無謀な行為というしかない状態なのであくまで大工として育てるための一環でバンドをやりたいという彼を出来る範囲でサポートしてやろうといったところだ。とは言っても出来る事はバンドをやるための時間を提供してやることぐらいしか今のところ思いつかないが。

 

彼のいい所は素直なところだ。若い事もあり根拠のないプライドみたいなものが成長を邪魔しているが、自分も含めてそれはみんなにあるものなのであまり気にはしていない。それよりもどうやってこの子を育てていこうかという事に頭を使い、いろいろ試しながらいろんな対応を試みている。そのかいあってか、彼の実力かはどっちでもいいが一緒に仕事をし始めて半年ほどたつがかなり成長してきたと思う。

 

トレーニングをされている

と、育てる側からの目線で彼の事を考えてみたが、それ以上に彼からとても多くの事を学んでいると思う。もちろん彼の身に限らずすべての人からそう思うのだが。

 

一人ひとり考えも違えば対応も違う。どうやってやる気を出させるかだとか何一つといって同じものはないのがこの一年やってきて感じた率直な感想だ。当たり前の事なんだが実際経験してみてその意味がだいぶ分かってきた。

 

自分一人では限られた力でも、みんなと力を合わせる事によって凄く大きなものが生まれるという事を経験、実感した一年だった。そして、それを実現するために相手の事を思いやり全力で向き合ってきた。人は大切にされた人へは大切にし返すと思う。だから、何かを成し遂げようと思ったり、成功をしたいのならまず周りの人を大切にすることなんだと心から思う。

 

そうやって築き上げた物を大切にしその輪を少しずつでも広げていければ何かもっと大切なものが解ってくるのかなと思っている。それが今の楽しみでもあるのだが。